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日々の地区あつめ

われら地区あつめ隊の、めくるめく採集記

2019/09/13

木の心と思いをつなぐ

街中を歩いていると、珍しい西洋風のお家を見つけました。
とても、お洒落な建物なんです!

入り口の正面のプレートに「登録有形文化財」と書かれているではありませんか!
先日、連絡をとりましてお話をうかがうことができました。こちらに住んでいる池田祐子様は木工デザイナーなんです。
この西洋館はギャラリー「木心(きころ)」。木心という屋号は木の心を伝えたいから…とお友達と一緒に決めたられたとおっしゃいます。

昭和初期の西洋館は現在では数少ない建物。こちらの建物は、祐子さんのお父さんが購入したもので家族で暮らしていたとか。建物は老築化が進み10年ほど前にとうとう屋根瓦が落ちてきて危険な状態になりました。
そこで「この家どうするの?」と池田さんはお父さんに問いかけたところ、お父さんは「直したい」と答えました。「じゃ、直そうか…」となりましたが、もはや物置のように物が溢れ、カビや土がどろどろしていて手がつけられない状態。まずは片付けからはじめ、トラック5台分の物品を処分したとか。
今では押し入れをカフェとして利用出来るようになっています。床が落ちて開かずの間になっていた部屋も自身のアトリエとなりました。

写真から伝わるように、素敵に変身していますね!
家具屋さんである関屋和雄さんと木工デザイナーである池田さんとの共同作業でリフォーム。木を使ったお洒落なデザイン。
最近では「古民家をリメイクしたい」と県外から木城町へ移住された方が池田家を参考に見学に来られることも。見学に来られた方は、床下通風口の利用の仕方も学ばれたりして、とても参考になったと言われていたようです。
「住んでるところが楽しいといいですよね〜」と語られる池田さん。
池田家には通風口が5個もあり夏は涼しくなります。1個でもよさそうなのに各部屋にあるのが素敵ですね。みなさんも、いろんな所にある通風口探してみてはいかがでしょうか。

池田さんは小さいころからお絵描きが大好きな子どもでした。お絵描きが好きで木工が楽しく「子どもたちやみんなに木工の楽しさ伝えたい」という思いから、週に一回はデザイン工房「二輪舎(国富町)」にいます。親子木工教室(あおき小学校)や生涯学習講座(国富町役場)をおこなっています。もっと、学びたい方は二輪舎(国富町)へ。
木工体験はとても楽しくワクワクしますよね〜🎵

今後の夢などを聞いたところ、「自分の子どもが継いでくれたら嬉しいな」とおっしゃいます。
子どもが継がなくても、安心して任せられる人が現れれば、スケッチブックを持って旅行に行きたいなと語られます。
古民家をリフォームしたいとお考えの方や、カフェをしたいと思っている方、かまどもあるのでピザパーティしたい方は、貸出しもできますので、木心さんを見学されてはいかがでしょうか?
この西洋館が登録有形文化財(国指定有形文化財)であることを超えて、池田さんやその次に住むかもしれないご家族などの思いを乗せてずっと残っていくと嬉しいな、と個人的には思っています。

◆木心ギャラリー 街の木工房リトルクラフト池田祐子
国指定有形文化財(池田家)
〒880-0802
宮崎市別府町2-15
定休日:水曜日・木曜日
090-1345-0579(代表 池田祐子)
Facebookページ
二輪舎ホームページ

この記事を書いた人

ちこりん

地区あつめを日々頑張っています^^ いろんな地区をまわり、あつめる係として情報を集め発信しております。 宮崎市には、たくさんの良いものがねむっていると思いますので 「宝さがし」をして掘り起こしてみたいですね? 神話や古墳などが好きで気づくと巡っていることがあります。 たくさんの文化や資源そして地区のみなさんとワクワクしながら暑い夏を過ごしたいです。よろしくお願いいたしますm(_ _)m

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