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日々の地区あつめ

われら地区あつめ隊の、めくるめく採集記

2019/07/23

ヒトの根っこを育てる「ふる〜つこうそ」

それはある日の午後のこと。
パソコンに向かってカタカタと仕事をこなしているそのとき、izumi工房の川口恒男さんより熱のこもった電話が入りました。

「清武町にぜひ会ってほしい方がいる!」

そんな一言からはじまった電話。なんでも、清武町でこだわりのフルーツ酵素をつくっている方がいるそうで。川口さんはその方の熱に触れ、応援したいと思い「地区あつめ」という活動をしている私たちに声をかけたとのことでした。

興奮した川口さんから連絡先を教えていただき、その方に連絡をとってみると……
「お待ちしておりました!」と言ったか言っていないかは忘れましたが、そのぐらいの熱量のお返事がありました。電話ごしにお話していると、なにやら只者ではない……と直感が働きます。アポをとり後日お会いすることに。

宮崎市に大雨・避難警報が出された次の日、台風一過のような晴天。そんな空の下、太陽にも負けない光を放つ笑顔で私たちを迎える男性が。そうです、この方こそフルーツ酵素改め「ふる〜つこうそ」をつくった「ショワコス・ラボ」主宰の市川誠さんでした。

挨拶もほどほどに「まずはちゃんと味わっていただきたい」と、ふる〜つこうその試飲をさせていただきました。

天然水で割ったものと炭酸水で割ったものの2種。
「んんん! おいしい!」どちらもスッキリとした味わいでほんのりとした甘みがおいしい。
原液の味はどうなんだろうと口にしてみると、なんと濃厚な甘みなこと! しかしそれでいてしつこくない。フルーツ酵素というと酸味が強いイメージがありましたが市川さんのつくるものは今まで口にしたものと違いました。牛乳やヨーグルトに混ぜてもおいしそうですし、「お酒と合わせる方もいますよ」と市川さん。
また、つくる過程で出た粕はお肉を漬けておくと柔らかくなりますし、タレと混ぜてもおいしいと!

そもそも市川さんがふる〜つこうそをつくるきっかけとはなんだったのでしょう。

若いころから天然酵母の秘められた力に魅せられ、酵素の力で土壌改良をおこなう会社で商品開発をしていました。土壌改良というと難しく聞こえるかもしれませんが、要は「植物の根っこを元気にすることで病気を防ぐ」こと。そこで重要な働きをするのが根で生きている「常在菌」です。常在菌を酵素の力で元気にすることで病気を防ぎます。

「根」を元気にすることで、本体も元気になっていく。これは人間でも同じではないかと市川さんは考えるようになりました。植物の根と同じ働きをする人間の「腸」。腸にはたくさんの常在菌が存在し、食物の消化・吸収を助けています。常在菌を元気にし腸の働きを活発化させることで健康的に過ごせる人が一人でも増えてほしい。そんな願いのもと、土壌改良のノウハウと原理を応用して、ふる〜つこうそは誕生しました。余談ですが、このふる〜つこうそは土にも使えるそうです。

ふる〜つこうそをつくるにあたり、市川さんは手づくりにこだわっています。
「機械に頼らず自分でつくると自然に注意力が入ります。それに、すべて自分の責任になりますからね。商品のことをちゃんと自分で説明できますし、それが信頼につながると思っています」。それを聞いて深くうなずいていました。

また、「噓いつわりのないものをつくりたい」という想いから着色料といった添加物は加えず、素材そのものが持っている菌の働きによる商品づくりをおこなっています。

現在、ふる〜つこうそは清武町にある「四季の夢」にて販売されています。
売場に市川さんが立つこともあり、そのときはふる〜つこうその試飲をされいます。タイミングよく市川さんに会えた方はぜひお話してほしいし、試飲してほしいと思います。

販売先をこれから広げていくそうで、イベント出店も計画されています。

取材の最初から最後までずっとハキハキされていた市川さん。その秘密はやはり腸が元気なのか!? と思ってしまった胃腸が弱い系のワタクシでした。

この記事を書いた人

はんだ

東京人と福島人から生まれた宮崎人。地区あつめでは編集やライティングを主に担当。映画・音楽・本が好きですが、まだまだにわか。趣味はランニングとまちを徘徊すること。みんな、車なんて乗り捨ててまちを歩こうぜ。2019年はフルマラソンでサブフォーやるぞ。

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