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日々の地区あつめ

われら地区あつめ隊の、めくるめく採集記

2019/06/07

知恵と文化を語りつなぐ

みなさんは、心に残ってる本はありますでしょうか?

先日、神話や民話の語りつぎや読み聞かせをおこなう宮崎市木花の浅部和子さんを訪ねました。ちなみに浅部さんは「宮崎子どもと本をつなぐネットワーク」に参加しているほか、ソロでも「カタリベアサべ」として活躍されています。

活動のきっかけは、学生時代に昔話研究会に入り公演をしているうち、人前で読んだりすることが楽しいと思うようになったことでした。また同じ理由で司書となり、高校生への読み聞かせもしていました。

自身のお子さんには本に触れさせたいという思いから、生後2ヶ月目から本を読んで聞かせていたそうです。お子さんの方も意味は分からずとも本のページが変わるごとに手や足などバタバタさせて反応していたみたいですよ。

「子どもたちはみんな本が好きなんですよ」と語られる浅部さんですが、少し気になることも。民話や神話はその土地の言葉(方言)に言い換えして読んでもよいそうなんですが、たとえば、宮崎弁で読む民話『古屋のもり』では「おじい」という言葉が出てきます。現代の子どもは、「おじいさん」のことだと思っているんです。「おじい」→「怖い」という宮崎の方言が消えていくことが寂しい。そんな思いを抱いていらっしゃいます。

民話や神話を語ることで、先人の知恵や生きる力、文化を子どもたちに継承していく活動をされている浅部さん。
子どもたちの未来のために、民話や神話の読み聞かせは大事なことで、癒しになり、心の支えにもなるといった点でも語り続けるって素敵なことだと思いませんか?

浅部さんはイベントでも民話や神話を語る活動をされています。
さかのぼること3月31日に、木花地区合同慰霊祭に合わせて「夜桜ライトアップ at 木花神社」がおこなわれたのですが、このときに浅部さんは語り部をされていました。

お話を聞いているとき浅部さんから「いい声していますね! 声がとおるから読み聞かせ向いているかも知れませんね」と言われました。

とんでもありません! 声が大きいだけなんですけど(笑)

「それがいいんです」と浅部さん。

え、なぜなんですか?

「遠くに座っている子どもが聞こえなくて楽しめないからなんです」。なるほど……そうなんですね。浅部さん、ありがとうございます。

実はワタクシ、浅部さんの活動に影響を受けて小学校での読み聞かせをはじめたんです。

このあいだ、ドキドキしながら教室に行くと、子どもたちが迎え入れてくれました。
前日に浅部さんの個人レッスンを受けておりましたので、本の持ち方、めくり方もスムーズにでき、この本がおもしろいといってくれた子もいたりして、次回も小学校に行くのが楽しくてワクワクしちゃいます。

現在、私がしている読み聞かせ活動は幼児や低学年を対象としておりますが、中学生や高校生といった思春期世代にも読み聞かせや語りがおこなえると嬉しいです♡

最後に、浅部さんの講座が今月ありますのでご紹介いたします。

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◆「もっと知りたい! 読み聞かせ講座」
参加費:無料
申込締切:前日まで

日時:6月15日(土)14:00〜16:30
会場:きよたけ児童文化センター 創作活動室(宮崎市清武町西新町1番地6)
募集人数:50名(定員になり次第締め切り)
持参するもの:絵本3〜4冊(読み聞かせにいいと思う5分以内のもの)

申込・問合せ
TEL・FAX:0985-63-8006
E-mail:k_sakuya07@yahoo.co.jcp
主催:宮崎子どもの本に親しむ会/宮崎子どもと本をつなぐネットワーク

この記事を書いた人

ちこりん

地区あつめを日々頑張っています^^ いろんな地区をまわり、あつめる係として情報を集め発信しております。 宮崎市には、たくさんの良いものがねむっていると思いますので 「宝さがし」をして掘り起こしてみたいですね? 神話や古墳などが好きで気づくと巡っていることがあります。 たくさんの文化や資源そして地区のみなさんとワクワクしながら暑い夏を過ごしたいです。よろしくお願いいたしますm(_ _)m

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