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日々の地区あつめ

われら地区あつめ隊の、めくるめく採集記

2019/02/22

「百聞は一見に如かず」ができる力

逆さから読んでも同じ言葉ってありますよね。
たとえば、しんぶんし、竹やぶ焼けた、イカした歯科医とか。
今回お話をお聞きしたのは、宮崎市田野町のミニ「ト・マ・ト」農家であるかわそえ農産代表の川添さんです。
そしてこのブログを書いているのもカワソエです。

6年前に農家を継いでミニトマト農家になっています。

農家になると決めたきっかけをおうかがいしたところ「僕、ユニクロの社長に強い思いがあったんですよ」ときっかけを教えてくれました。お話を聞くと、ユニクロの社長に憧れを持ちすぎて、直接会ってみたいと思ったのが6年前。思い立ったが吉日と、実際に東京のユニクロ本部へ行き、受付で社長に合わせてくださいと直談判。「社長は不在です」と返され、願いは叶いませんでした。しかし、高揚感いっぱいだったためか、落胆ではなくほっとしたそうです。

このときに農家になることを決意し、自分がユニクロの社長に会いたいと思うように、周囲の人々に「会いたい」と思われる存在になりたいと思ったみたいです。
「会える会えないは、行ってみないとわからないですよね」と川添さん。本当にそれを行動に移し、肌で感じられている人って数少ないと思います。純粋に男としてかっこいいと思いました。

まだまだ川添さんのお話も惹きつけられるものがたくさんありますが、今回はミニトマトについてを書かせてください。

農家を継ぐと決めてからJAで1年間学び、ミニトマトの栽培をはじめました。以前はご両親が大根、タバコ葉の栽培をしていました。ミニトマトをはじめたきっかけは、そもそも農家を継ぐ気がなかったからと笑! 「ミニトマト」という響きが好きなことと、トマトが一番好きな野菜だったからです。

一口いただくと、本当に自然な味のミニトマトでした。
酸っぱすぎず、甘すぎず。美味です。
「糖度が高いからいいものとは思いません」とこぼす川添さん。「糖度が高いほうが好きですが、トマトは甘みよりも、酸味もあっておいしいほうが個人的には好きです! 自分が食べておいしいと感じられるものをつくりたい」と言います。

こだわりは、なんといっても場所。
山に囲まれ川が流れている綺麗な場所、そして土。
自然で育ったありのままであることが大切だと。

ここのミニトマトは自然の恵みをたくさん含んでいるんですね。

ハウスに入ると蜂が飛んでいました。
これは受粉のためです。取材中も飛び回ってますが平然とした川添さん。
「刺されたことありますか?」と聞くと「ありますよ。三回くらい。刺されてほっておいたら顔パンパンに腫れて病院に行きました」と笑顔で語る川添さんにはプロフェッショナルを感じました。
農家さんも命がけですね。

川添さんは自然の恵みをたくさん受けたミニトマトで使った「トマト味噌」をつくっています。
個人的な感想ですがお肉にすごく合います。ジャムとしても最高。
ほかにも、ゆず味噌、母親の手づくり弁当などをAコープ、宮崎市田野物産センターみちくさで販売しています。お弁当は優しい味でしたよ。

川添さんはSNSでも情報を積極的に発信しています。

人生何かいろいろ迷っている方、実際に行動を起こしてみると見え方、考え方が変わるかもしれません。踏み出す一歩の大切さを学びました。

それでは、こんな逆さ言葉で締めさせていただきます。

世界を崩したいなら泣いた雫を生かせ(せかいをくずしたいならないたしずくをいかせ)

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