Days
日々の地区あつめ

われら地区あつめ隊の、めくるめく採集記

2018/12/25

山本勘弥氏 初窯#03 窯出し

前回、窯焚きをおこなった勘窯の山本勘弥さん。ついに登り窯を開くときがきました。

明け方4時までかかってしまった先日の追い焚きを終え、空気を中に入れずに自然に冷めるのを待つこと数日、この日の窯開きを迎えました。

一番窯のレンガをはずして、最初に出てきたのは、魚好きの息子さん力作カラフトマス。力強さに繊細さが加わる、将来が楽しみな作品に仕上がっています。

その次も山本さんではなく、ご友人作の地蔵観音や陶芸教室の生徒さんらの作品でした。

窯の中は手を入れてみると、余熱が残っていて空気の温かさを感じます。まだ40度ほどはあるのではないかと。

いよいよ山本さんの作品も登場し、窯に入れたときとは、違って見える作品たち。なかには初窯だけの縁起物「左馬(馬を逆さに書く)」の茶碗や湯呑みまで。

その後もハンマーを用いながらレンガの土台を慎重に慎重に崩して開いていきました。
「一番窯と三番窯、前に置いているものと奥に置いているものでも火のあたりが違うので、出来上がりも違ってくるんですよ」

三番窯を開いたころ、山本さんに状態の良し悪しを聞いてみました。

「いまのところ上出来かなと思いますが、まだ分かりません。あとで一つ一つ処理をします。かかっている灰をとって磨けばまた色が変わります。そこでようやく仕上がりが分かります。そこまでは分からないというのが、陶芸のおもしろいところで、全体的にアドベンチャーなんです」

なるほどまだ完成品ではないのですね。
初窯展でのお披露目まで楽しみはとっておくことにします。

この記事を書いた人

えいさん

3年前に旅行したときに出した自分宛のハガキが先日、自宅に届いていました。郵便屋さんに見られるかと思うと、ちょっと照れますね。★★★ 地区あつめ隊のあつめる係。 イチロー選手の引退により、ぽっかり空いた心の穴を埋めるべく、夜は焼酎で酔いがまわり、昼は宮崎市内の地区をまわり、情報をあつめています。オレンジのワーゲンバスが市内を走っていたら、左ハンドルをにぎっているのは、きっとぼくなのでお気軽に手をふってください。

記事一覧