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日々の地区あつめ

われら地区あつめ隊の、めくるめく採集記

2018/09/28

「なんじゃこりゃ」と板前が驚く塩

清武町で「焼竹塩(竹に詰めて焼いた塩)」をつくる「みさと工房」の野邨(のむら)さんを訪れました。

焼竹塩は「しょうちくえん」もしくは「やきたけじお」と呼びます。
「やきたけじお」って「あき竹城(あきたけじょう)」に聞こえてしまうのは私だけ?

さて、この日はちょうど塩を焼くところでした。

野邨さんは町内で切ってきた竹をこだわりの長さと太さに準備し、竹筒に9分目ほどの塩を詰めていきます。
ふたをしないまま、専用の窯に入れて6時間から7時間ほど焼きます。

「関西で板前をしていたころに竹塩をはじめて使い、『なんじゃこりゃ』ってびっくりしたんですよ」と野邨さんは言います。

「竹塩があれば、ほかの調味料はいらないって思いました。それから自分でつくってみようと思って、ネットで調べて研究しました。焼いたあとに竹塩がガチガチに固まるんです。それを粉末にする方法が分からなかった。ミキサーを使用したら壊れ、おろし金も壊れた。漢方薬を粉末にする機械を購入したけど、微粒子が細かすぎてうまくいかなかった。そうやって、3、4年試行錯誤して現在の方法にたどり着きました」

「竹塩はニガリが消えてまろやかになり、おにぎりや唐揚げ、焼き鳥、焼き肉、焼きそば、焼き魚、おでん、野菜炒めなど料理になんでも合いますよ。料理は塩が命ですから。古くなった米に入れて炊くと風味が変わるのでおすすめです」

板前歴40年の野邨さんが言うと説得力が増します。
実際に唐揚げなどに焼竹塩を使用している飲食店もあり、「この塩がなかったら料理がつくれん」って言ってくれるのだとか。

この焼竹塩は道の駅フェニックスや四季の夢で絶賛販売中です。

最後に野邨さんがこっそり教えてくれました。
「たまごかけごはんの醤油代わりに竹塩かけると絶品ですよ」

それはうまそうです。そういえば、女優のあき竹城さん、好物はたまごかけごはんだそうです。
まぁ、あんまり関係ないですけど。

◆お問い合わせ先
・みさと工房・・・080-8399-8243
・道の駅フェニックス・・・0985-65-2773
・清武四季の夢・・・0985-64-8600

この記事を書いた人

えいさん

3年前に旅行したときに出した自分宛のハガキが先日、自宅に届いていました。郵便屋さんに見られるかと思うと、ちょっと照れますね。★★★ 地区あつめ隊のあつめる係。 イチロー選手の引退により、ぽっかり空いた心の穴を埋めるべく、夜は焼酎で酔いがまわり、昼は宮崎市内の地区をまわり、情報をあつめています。オレンジのワーゲンバスが市内を走っていたら、左ハンドルをにぎっているのは、きっとぼくなのでお気軽に手をふってください。

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