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日々の地区あつめ

われら地区あつめ隊の、めくるめく採集記

2019/02/15

木花の人々がつながる

こんにちは。
木花で地域活動をおこなっている方がいらっしゃるとうかがったので「木の花サポーターズネット」の共同代表の一人である浅部真弘さんを訪ねました。
浅部さんたちは地域活動として空き缶の回収をおこなったり、2019年で8回目を迎える「木の花 夏の夜祭」の実行委員会メンバーとして活動もされています。
実はこの空き缶回収と夏の夜祭には密接な関係があるんです。え? それってどういうことですか?

夏の夜祭は「木花地区を盛り立てよう」と仲間4人ではじまりました。
「人付き合いが少なくなり、このままでは子どもたちが大人になったとき、どんな世の中になっているかなと想像していて……」と語る浅部さん。第一回目の夜祭では1000人目標だったところ2500人もの人々が来たのだとか! そのときは感動して震えるほど嬉しかったそうです。

この夜祭の目玉となるのが花火。実はこの花火にかかる費用を空き缶回収でまかなっているのでした。「空き缶は地域で出るゴミなので、お金を募るよりあつめやすいと思ったんです。寄付っていう形だとみんな躊躇しちゃうけれど、空き缶の回収をしていくことなら躊躇しない」と。確かに、おっしゃるとおりですね。

夏の夜祭や空き缶回収をつづけていて感じたことがあるそうです。
「学園木花台地区、熊野地区、加江田地区、鏡洲地区とバラバラだったものが、つづけるうちに地域の人とのつながりが多くなり、地域の人との壁が薄くなりました。空き缶回収っていう環境問題から入って、一人一人が思うことでずいぶん変わるはず。子どもたちに地域で生きていく覚悟を、そして人と人とのつながりがある地域づくりを今後もしていきたい」
素敵な活動ですよね。

空き缶回収は自治会の協力だけでなく、保育園、幼稚園、木花駅などにブルーの回収バケツを置いてもらっています。「おかげさまでたくさんあつまっているんですよ」と笑顔で語られる浅部さん! 缶シャですね笑

浅部さんを含め、木花への地域愛にあふれる方々のやさしさが活動を支えているんだなあと思いました。私も地域の人々をつなげる仕事がしたい。

木花の夜に数十発の花火が今後もっと多くあがるといいですよね。
このお祭がずーっと続いてコミュニケーションの場が広がるといいなあ。

(文:こおりやま)

2019/02/12

宇宙の花

「お花で社会貢献をしている方がいる」という話を以前聞いたことがありました。
社会貢献!? いったいどういうことだろう? それをやっているのはどんな方なんだろう?
そんな疑問を持ちつつ、ついに突き止めた「コスモフルール」さん。
コスモフルールの阿部泰子さんは、宮崎市生目台でお花やラッピングの講座を開くなど植物を通じて社会貢献をおこなっています。今回はお話を聞くとともに阿部さんにコースターづくりを伝授していただきました。

阿部さんは6年前に大阪より宮崎へ移住されました。
宮崎にはたくさんいいものがあり「デザインの宝庫」であると目を輝かせて話される阿部さんの笑顔に引き寄せられます。

今回、製作したコースターの土台は廃材を利用しています。
宮崎市内の木工職人に、八角形にオーダーカットしていただいたものです。

「日本の山を守るためには、さまざまな種類の木を植え間伐するなど手入れが必要。きれいな川の水が海に流れれば良質なプランクトンが発生して魚がたくさんあつまります」と阿部さんは語ります。
間伐された木が余すところなくコースターとなり、ちょっとした花台にもなるなんて素敵です。

起毛の布の上に八角形の土台を置いて、型をとってハサミで切り両面テープで貼り付けました。宮崎の人は「くらしの道具をなんでも手づくりされ、とても器用な方が多いので感激しました」と阿部さんはおっしゃいます。
「そうなんですか? 器用な方が多い……私もその一人に当てはまりますでしょうか?」

はい、こんな感じに開運八角花台(コースター)の出来上がりです!!

コースターの上にある瓶は、中にウッドパッキン(緩衝材)にアロマ消臭スプレーをふり、その上にプリサーブドフラワーを入れてみました。
器用な人じゃなくても阿部先生に手ほどきされれば、素敵な出来栄えに!! みなさんもうっとり楽しく癒されてみてはいかがでしょうか。

最後に、お花やラッピングのお仕事で嬉しかったことは……と先生にお尋ねしました。

「早期の回復をお祈りしながらお見舞い用のフラワーアレンジメントをつくって、折り鶴とともにお渡ししたことがありました。後日ご家族から『おばあちゃんがとても感激していたよ』と報告を受け、思いが伝わって嬉しかったです」

言葉にしなくても大切に思う気持ちが伝わるって、なぁんて素敵なのでしょう、素晴らしいですね。

コスモフルールとは「宇宙の花」。
「ありがとう」の見返りを求めずに、お花をとおした社会貢献を日々されています。

宇宙のように心が広いですね。

(文:こおりやま)